2024年1月2日の夕方、羽田空港の滑走路で、日本航空の旅客機が着陸時に海上保安庁の航空機と衝突して炎上するという大事故が起きました。
海上保安庁の乗組員が5名が亡くなられたことは残念でしたが、JALの乗客乗員379人が全員脱出できたのは奇跡的だと言われていますね。
但し、この5人以外にも失われた命があったのです。
助からなかったのは、貨物室に預けられていたペットたち。
ペットの命がどうなったのか?
ペット預かりのルールについても詳しくお伝えします。
JAL炎上事故の概要は?羽田空港で海上保安庁の航空機と衝突!
2024年1月2日の午後5時55分ごろ、北海道の新千歳空港発のJAL516便が滑走路上で、海上保安庁の航空機に衝突して炎上するという大事故が起きました。
JAL機は乗員12名、上客367名全員が無事で、その見事な脱出劇が海外でも賞賛されています。
海上保安庁の航空機は機長だけが助かったものの、乗員5名が死亡するという残念な結果となりました。
この機体から脱出したと思われる人の動画投稿は、何度見ても震えが止まりませんね。
JAL炎上事故でペットは無事?2件の預かりがあったが救出ならず
事故後、乗員乗客が助かったというニュースが入ると、「一緒に乗っていたペットはいなかったのか?」心配する声がSNSに上がり始めました。
また、ペットと一緒にこの航空機に搭乗していた方の友人の話も投稿されています。
事故の翌日には、写真週刊誌がJALの広報を取材した記事が上がりました。
「JAL516便では、2件のお預かりがございました。お預かりしたペットに関しましては、残念ながら救出ができませんでした。お悔やみを申し上げます。 ペットのお預かりに関しましては、お客さまの『ご家族』を大切にお預かりする、という認識のもとお預かりをさせていただいております。この度は、お客さまやご家族の皆さま、関係の皆さまには大変なご心配、ご迷惑をおかけしていますことを深くお詫び申し上げます」
引用元:FLASH
大切な2匹(記事は2件と記載)の命が亡くなってしまったとのこと。
残念です…
JALのペット預かりルールとは?ペットとおでかけサービス!
JALには、動物と一緒に旅ができる「ペットとおでかけサービス」というサービスがあるとのこと。
但し、ペットが乗る場所は…
とのことで、大事なペットとは離れ離れ。
貨物室での預かりとなるため、輸送環境を要約すると…
- 温度や湿度は客室内と同じになるように空調管理をしているが、高温になることもある。
- 移動や乗り降りの際は野外となるため、大きな温度や湿度変化がある場合がある。
- 夏季や冬季はさらに厳しくなることも。
- 暗室となり、耳に気圧の影響がある場合がある。(気圧は人間と同じですね)
- 通常では聞かない音がする場合がある。
またペットの死亡例も公表されており、2019年~2023年までに犬や猫、小鳥など11件の事例が掲載されていました。
その他にも細かなルールが記載されており、連れて行くのが悩ましくなりますね。
また、スターフライヤーでは同乗させてくれるサービスがあるものの…
脱出の際にはペットは機内に置いていかなくてはなりません。
これもこれで、今回のような事故の場合は辛そうです。
JAL炎上事故のペットについてSNSでは?
JALの炎上事故を受けて、ペットのルールについての投稿が寄せられています。
人命を守る考えと、ペットも家族という考え、
いずれも間違いではないだけに難しい問題ですね。
まとめ JAL炎上事故でペットは無事?2匹の命が失われた動物預かりルール
今回はJAL機の炎上事故で同乗していたペットはどうなったのか?についてお伝えしました。
残念ながら、助けられなかったという悲しい結果です。
ペットと空の旅をするにはリスクがあるということ、ルールなどを理解した上での搭乗が必要ですね。
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