パリ五輪では熱戦が続いていますね。
そんな中、卓球混合ダブルス決勝で金メダルを獲得した、王楚欽(ワン・チューチン)選手が大切なラケットを折られてしまうという事件が起きました。
なぜ折れてしまったのか?
壊したのは誰なのか?
など、動画を交えて詳しい経緯をご紹介しましょう。
王楚欽(ワンチューチン)のラケットが折れた?パリ五輪卓球男子混合の決勝!
2024年7月30日、卓球の混合ダブルスの決勝で中国の王楚欽(Wang Chuqin)選手と、孫頴莎選手のペアが、北朝鮮のリ・ジョンシク選手、キム・クムヨン選手ペアと対戦しました。
結果は、4-2で中国ペアが勝利し、金メダルを獲得しています。
ハプニングが起こったのはこの試合後のこと。
王楚欽選手のラケットが折れていたことがわかったのです。
因みに卓球選手にとって、ラケットが折れることは思いのほか重大な出来事のようですね。
元卓球日本代表で、東京五輪混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼さんは、自身のXで以下のような投稿をしています。
本文はコチラです。
ラケット折られたのは可哀想すぎる。 プロの選手は1グラム単位で重さを指定して、自分の持ちやすいグリップに加工して、汗や湿気で弾みも変わってその都度調整して、馴染んできてやっと自信を持って信じれるようになる唯一無二のパートナーなのに。ラバーの破損は変えがきくし、ラケットの傷や汚れ程度なら何とかなるけど折れたラケットは絶対元に戻らない… 時間をかけてやっと完成させたラーメンのスープをまた1から作り直してくださいと言われるようなもんだよ。 同じくらいの実力の選手と、自分の物じゃないラケットで試合したら10000%勝てない。
王楚欽選手はこの後もシングルや団体に出場予定だとのこと。
いつもの調子を取り戻せるのか?心配ですね。
【動画】王楚欽選手のラケットが折れたのなぜ?決定的瞬間は?
以下の動画が、王楚欽のラケットが折れた決定的瞬間をとらえた動画です。
画面左側、青いユニフォームの頭を坊主にした人の動きに注目してください。
#オリンピック
— スズキ (@shinnkakou) July 30, 2024
王楚钦選手のラケットが踏まれました…
折れました pic.twitter.com/ec8aNkgXCC
マスコミが写真撮影をしている横で、足元からラケットを拾い上げる動作をしていますね。
ラケットを手に、呆然と立ち尽くす男性。
マスコミの写真撮影に応えている王楚欽選手たちは、まだそのことには気が付いていません。
どうやらこれがラケット破損の決定的瞬間だと思われます。
王楚欽(卓球)のラケットを壊したのは誰?中国で犯人捜しが激化!
では、王楚欽選手のラケットを壊したのはいったい誰なのでしょうか?
今度は別の動画を確認してみましょう。
#王楚欽 的球拍被踩斷,球拍放在場外,很多記者拍攝經過。王楚欽表示:不應該出現這樣的舉止,用副板也可以打比賽。#奧運會 pic.twitter.com/kzVTMZldpd
— Phoenix Weekly (@Phocus2022) July 30, 2024
ラケットをひょいと椅子の上に置いてしまった王楚欽選手。
その後、群がるマスコミのカメラ、外見からアジア系のマスコミだということがわかりますね。
おそらくは自国のマスコミ、つまり中国のマスコミのカメラマンによって踏まれてしまったのだと考えらます。
王楚欽選手のコメントです。
王楚欽は「カメラマンにラケットを踏まれ、折られてしまった。カメラマンたちも故意ではなかったとは思うけれど、オリンピックのカメラマンで、そのうえ場内だったのだから、こんなことになるような振る舞いは本来すべきではないと思う」と苦言を述べたという。
引用元:THE ANSWER
但し、大切なラケットをどうして大切に保管していなかったのか?という問題もありますよね。
どちらが悪いとは言えず、王楚欽選手が不運だったとしか言いようがありません。
まとめ 【動画】王楚欽のラケットが折れたのなぜ?中国記者が踏んだ決定的瞬間?
今回は、卓球の王楚欽(ワン・チューチン)選手のラケットが折れてしまった件についてお伝えしました。
調査の結果…
ということがわかりました。
早くも中国では、ラケットを壊した犯人捜しが始まっているとか…
マスコミ側も、王選手側も不可抗力だっただけに、悲しい事件となってしましたね。
王楚欽選手のこの後の活躍も応援しています。
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