2024年8月4日、柔道混合団体で日本は惜しくも銀メダルでしたね。
開催国のフランスとの対戦は、階級の違いなどから阿部一二三選手が負けるなど、波乱の試合が続きました。
この種目で勝利数が並んだ際に使われるのが、抽選のルーレットです。
その抽選が「出来レースなのでは?」とSNSで話題となっています。
ルーレットはいつから導入?で、どんな仕組みのものなのか?詳しくお伝えいたします。
柔道混合団体の決勝!フランスが金メダルで日本は銀メダル!
柔道の混合団体で、日本は開催国のフランスと対戦。
3-4でフランスが勝利し、惜しくも銀メダルとなりました。
1試合目⇒村尾三四郎 VS M.ヌギャップハンゴウ 日本勝利
2試合目⇒高山莉加 VS R.ディコ 日本勝利
3試合目⇒斉藤立 VS T.リネール フランス勝利
4試合目⇒角田夏実 VS S.シジク 日本勝利
5試合目⇒阿部一二三 VS J.ギャバ フランス勝利
6試合目⇒髙市未来 VS C.アグベニュー フランス勝利
ここまでの対戦で、3-3となり、決着は代表戦までもつれ込むことに。
抽選の結果、「90キロ級」が選ばれ、斉藤立選手がリネール選手と対戦して敗退。
金メダルまであと一歩のところで勝利の神様に嫌われたような結果でしたね。
【動画】柔道の抽選はどんな仕組み?電子ルーレットで不正し放題?
代表戦の対戦を決める抽選が、以下のような大型の画面上に表示される電子ルーレットです。
【パリ五輪】
— バブルスの部屋 (@AkhalTeke_777) August 3, 2024
■柔道混合団体2回戦
🇯🇵日本 4-3 スペイン🇪🇸
3勝3敗で並んだ場合の抽選方式がいくらでも不正できる雰囲気漂ってる…
仮にフランスが3勝3敗で並んだら、絶対+90kgになってリネール出てくるでしょ。#オリンピック #Judo #Paris2024 pic.twitter.com/y827Q0cydU
このルーレットについて、SNSでは多くの投稿が寄せられていました。
デジタル方式のルーレットだったため、「日本の壁」とも言われているリネール選手が出てきたのは、話がうまく出来過ぎているということだったようです。
このルーレット、いつから導入されて、どんな仕組みだったのでしょうね?
柔道混合団体の抽選ルーレットはいつから導入?東京五輪から?
この抽選ルーレットはいつから導入されたものなのでしょうか?
報道によると…
IJF=国際柔道連盟によりますと、今大会の抽せんにはコンピューターの専用のソフトが使われていて自動で階級が選ばれるということです。また、このシステムはすでに国際大会では数年前から使われているということです。
引用元:NHK
数年前からとなっていますが、「東京オリンピックから導入された」という説もあるようです。
因みに東京五輪では、代表選までもつれ込まなかったため人目に触れることはなく、問題視もされなかったとのことです。
柔道の代表戦の抽選ルーレットの仕組みは?オメガのシステムでIOCが管理!
この抽選ルーレットの仕組みについて調べてみました。
パソコンのアプリなどでも「ルーレット」を簡単に作ることができますので、おそらく同じような仕組みだと考えられますね。
デジタルである以上、ソフトを操作することは理論上ではできそうですがどうなのでしょうね?
今回の場合、ルーレットは有名時計メーカーの「OMEGA(オメガ)」のシステムであることがわかっています。
オメガはフランスと国境を接したスイスのブランドですね。
有名ブランドが手掛けているということで信頼性があり、もちろん不正などはできないと思われます。
フランス柔道連盟のステファン・ノミス会長のコメントは以下の通りです。
母国のラジオ局『RMC Sport』などで「ルーレットのボタンを押すのは我々ではない。国際柔道連盟がやっていることだ」と反論。さらに「不正がないようにIOC(国際オリンピック連盟)が管理している。すべてのカテゴリーに選ばれる可能性はあったんだ。そしてルーレットがテディに当たったんだ。彼ら(日本)が本当に不運だったと言うしかない」と強調している。
引用元:ココカラネクスト
今回はルーレットが開催国のフランスに味方しただけということですが、やっぱり少しモヤモヤは残りますよね。
まとめ 柔道のルーレットはいつからでどんな仕組み?抽選は出来レースか?
柔道混合団体決勝の抽選ルーレットはいつから導入?や仕組みについてお伝えしました。
調査の結果…
ということがわかりました。
何らかの説明があると少しはスッキリするかもしれませんね。
惜しくも銀メダルでしたが、柔道日本代表の皆さんおめでとうございます!
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