2023年11月19日、金沢競馬場で行われていた第8レースで、出走中に照明が突然消えるというアクシデントがありました。
この事故で落馬した騎手2人がケガで救急搬送された他、転倒で動けなくなった馬一頭も安楽死処分となっています。
にもかかわらず、レースを成立させようと話し合う「採決」の音声がインターネット上にそのまま流され、多くの批判が寄せられているとのこと。
いったいどんな音声だったのか?実際に流れていた音声もご紹介します!
金沢競馬のレース中に照明が消える事故!人為的ミスだった?
11月19日、金沢競馬場で行われていた第8レース「K1杯くまの心社長お誕生日おめでとう記念」の途中で、向こう正面を走っているところで、突然照明がダウンしました。
そのままレースは続き、ハクサンバードが1着だったものの、レースは不成立となりました。
金沢競馬は以下のようなお詫び文を出しました。
停電の原因は、すべてのレース終了後に消灯するようタイマーを設定すべきところ、担当者が時間を誤って設定してしまったとのこと。
完全に人為的ミスだったということですね。
命にかかわることだけに、「ミス」では済まされないものがありますね。
また、騎手のケガなども気になります。
【動画】金沢競馬の第8レース中に照明切れて真っ暗に!
こちらがそのレースの動画です。
20秒過ぎたあたりから、画面が真っ暗になってしまいます。
全力疾走している中で、この暗闇は恐ろしいですね。
このレースに騎乗した青柳正義騎手は、地方競馬で通算1300勝以上をあげ、金沢競馬の年間最多勝を獲得したこともあるというベテランです。
インタビューで青柳騎手は…
「照明の管理がどうなっているか、僕らは全然タッチしない立場で正直びっくりしましたし、憤りもありました。もともと事故の多い仕事ですが、人的なミスでこうした事態になったことは悲しいです」
引用元:NHK
命にかかわる問題ですので、今後の対策が必要ですね。
金沢競馬の停電事故後の採決委員の音声がヤバい!
この停電事故が起きてすぐ、このレースが成立したかどうかを判定する「採決委員」の音声がそのまま、場内やインターネット上に流れてしまう、というパプニングもありました。
因みに、採決委員とは…
着順の確定、失格または降着の裁決の申立ての裁決、出走馬または騎手に対する保安措置と制裁及び競馬の公正を害すべき行為の取締りに関する事務を行う執務委員。
引用元:JJRA
そしてこちらが、その音声です。
6分過ぎ辺りから「こりゃマズイねぇ」という声があり、
その後、出走していた騎手を呼び出して聞き取りしていますね。
「6番が競争中止したのは、おそらく故障発生して落馬しているようなんだよ…ね。それで後ろの馬がつっかかっていって、4番5番も行っちゃってるようなんです。それはいいんだけど、そのあと照明…
ここで音声は途切れています。
つまり、「馬に故障があって落馬し、そこに後ろの馬が追突した」と言っているんですよね。
その後すぐに、「審議の結果、不成立となった」ことがアナウンスされています。
まとめ 金沢競馬の停電事故後の採決音声がヤバかった!
今回は、金沢競馬場のレース中の照明が消えた事故後の、「採決音声」についてご紹介しました。
今後このようなことが無いように、事故の検証をしっかりしてもらいたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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