ブラザーコーンの乳がんはステージ２！生存率や男性の原因は遺伝も？

2023年8月29日2024年1月22日

今回は、バブルガム・ブラザーズのブラザー・コーンさんについてお伝えします。

ブラザーコーンさんは、自身のインスタグラムで乳がんに罹っていることを公表されています。

乳がんと言えば女性の病気というイメージが強いですが、男性のブラザー・コーンさんがなぜかかってしまったのか？

がんのステージや、その生存率など、気になるポイントをご紹介します。

バブルガムブラザーズのブラザーコーンが男性には珍しい乳がんを公表！

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ブラザー・コーンさんは、1955年11月5日生まれ。現在67歳です。

1983年にBro.TOMさんとともに「バブルガム・ブラザーズ」を結成。

1991年に『WON’T BE LONG』が大ヒットしたことでも知られる「兄貴」的な存在感のあるミュージシャンです。

ヒットソングのイメージが強いのですが、元々はコントなどお笑いの分野でも活躍をされていたので、テレビ番組でも面白いコメントをされることが多いタレントさんでもあります。

ブラザー・コーンさんは、ご自身の公式インスタグラムで以下のようなコメントを発表されました。

この度、私Bro.KORN(ブラザーコーン)は左胸にシコリが出来、病院で検査を受けたところ乳癌と診断されました。

乳癌は男性では本当に珍しいらしく、自分でも寝耳に水でした。がしかし、この現実を真摯に受け止め、この乳癌の治療に専念する事にいたしました。この先ですが抗がん剤治療の副作用があまりにも酷い場合以外の仕事は体調次第で出来る限りやる方向でいきますのでよろしくお願いします。
引用元：https://www.instagram.com/p/Cwg8AP_yC9w/

乳がんになってしまったことは、ご本人にとっても「寝耳に水」の出来事だったようですね。

ステージや、生存率などについても気になります。

ブラザーコーンの乳がんはステージ２！生存率や男性がなる原因は？

ブラザー・コーンさんの乳がんは、早期発見だったとのことで「ステージ２」だったそうです。

ご本人も発表されているように「命には別条がない」とのことで一安心です。

因みに乳がんのステージ２の生存率は…

乳腺外科で手術施行した乳がん患者さんのstage別の全生存率のグラフです。
5年生存率、10年生存率は、

Stage 0：97.2％、97.2％,

Stage 1: 97.2％、93.8%,

Stage 2: 87.6％、81.4%,

Stage 3: 59.6％、50.8%
引用元：大阪赤十字病院がん治療センター

但し、「抗がん剤の治療が予想を超える辛さ」だと告白されていますね。

その結果、バブルガムブラザーズの40周年記念ライブが横浜と大阪で行われる予定でしたが、残念ながら中止となってしまったようです。

尚、男性の乳がんについては、

乳がんは一般的に女性に多い疾患ですが、男性の乳房に発生すること（男性乳がん）もあり、乳がん全体の約1％を占めるといわれています。米国のデータでは、女性が生涯を通じて、8人に1人乳がんに罹患するのに対して、男性では生涯を通じて1000人に1人が乳がんに罹患するとされています。あらゆる年齢の男性に発生しますが、発症者が多いのは60～70代の年代です。自覚症状としては、乳輪の後部にしこり（腫瘤）（痛みを伴わないことが多い）の出現、乳頭からの出血、皮膚潰瘍、触知可能な腋のしこり（腋窩リンパ節腫脹）などがあります。女性の乳がん（女性乳がん）と比べ、診断された時点で既に進行している場合が多いのですが、同じ進行度であれば、女性と男性で治療成績に大きな違いはありません。
引用元：国立がん研究センターホームページ

1000人に1人ということは、そこまで希少という訳ではなさそうですが、普段から気にかけている女性と違って、進行してしまう男性が多いようですね。

同センターによると、「乳がんになったことがある近親者が1人以上いる男性は、そうではない男性よりも発症の危険性は2倍になる」とのこと。

また。「胸に放射線治療を受けたことがある」「体内の女性ホルモンが多い」などの危険因子があるのだそうです。