2024年1月9日、歌手の八代亜紀さんが、昨年末12月30日に亡くなっていたことを所属事務所が発表しました。
2023年9月、膠原病の一種である指定難病「抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎」と、急速進行性間質性肺炎を発症し、年内休業を発表していました。
どんな病気でだったのか?詳しくお伝えします。
八代亜紀のプロフィール!年齢は73歳で膠原病で活動休止!
まず、あらためて八代 亜紀さんのプロフィールです。
1950年〈昭和25年〉8月29日生まれ(73歳)
演歌歌手、女優、タレント、画家
熊本県八代郡金剛村(現:八代市)出身
中学を卒業後、バスガイドを務めていましたが、15歳の時に父親の反対を押し切って上京。
クラブ歌手を経て1971年にデビュー。
「舟歌」や「雨の慕情」など数々のヒット作を歌い、演歌界の女王とも呼ばれています。
八代(やしろ)さんという苗字は、出身地の八代市に因んだものだったようですね。
プライベートでは、1994年に元歌手でマネージャーだった増田登さんと結婚。
お父様からの助言があり、なんと八代さんからプロポーズしたというラブラブの結婚でしたが、2021年1月に離婚。
夫の浮気が原因だったとのことです。
そんな八代亜紀さんは、2023年9月12日、オフィシャルウェブサイトで以下のようなコメントを発表しました。
応援してくださっているファンの皆様、関係者の皆様、この度はご心配、ご迷惑をおかけ
して本当にごめんなさい。
膠原病の治療に専念するため、2023年いっぱいはお仕事をお休みさせていただきます。
少しの間、大好きな歌と絵から離れなきゃいけないのは寂しいけれど、必ず元気になって
戻ってきますので待っててね。また皆様とお会い出来る日を楽しみに頑張ります!2023年9月12日 八代亜紀
引用元:八代亜紀officialWebサイト
2023年いっぱいお休みで、2024年から元気な姿が見られると思っていた矢先の発表でしたね。
八代亜紀の死因は?膠原病や急速進行性間質性肺炎はどんな病気?
膠原病とは?
膠原病(こうげんびょう)とは、全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称で、原因不明の発熱や湿疹、関節の痛みなどの症状が共通してみられます。 女性に多く見られる病気で、比較的若い女性の不明熱(原因不明の発熱)として発見されることが多いです。 SLEやリウマチなど数種類の病気が含まれています。
引用元:香川クリニック
リウマチなどはよく耳にしますが、膠原病の中でも様々な病気があるようですね。
八代亜紀さんは、指定難病「抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎」だったということです。
この病気について調べると…
抗MDA5抗体は、多発性筋炎/皮膚筋炎の中でも筋症状のみられない皮膚筋炎(CADM)に特異的な自己抗体です。 また、本検査の陽性患者では難治性の急速進行性間質性肺炎になりやすいことがわかっています。 そのため抗MDA5抗体の検出は、CADMの診断、治療法の選択、予後の予測に期待されています。
引用元:SRL総合検査案内
今回八代亜紀さんの死因となった「急速進行性間質性肺炎」になりやすいことがわかりました。
急速進行性間質性肺炎の症状は?
そしてこの、急速進行性間質性肺炎を発症すると…
数日から数週間で急速に呼吸困難の進行を認めます。 ほとんどの場合受診時すでに低酸素血症があり酸素の吸入を要します。 呼吸不全も非常に重篤です。 確立した治療法はなく、通常ステロイド剤や免疫抑制剤が使用されます。
引用元:近畿中央呼吸器センター
炎症を引き起こす原因は「じん肺」「薬剤」「放射線」「カビや鳥に対してのアレルギー反応」「膠原病」などがあるようで、原因不明のこともあります。
症状は、悪寒、せき、息切れ、発熱など、全身性疾患となって亡くなる場合があるそうで、かなりお辛い病状だったようですね。
八代亜紀の死去についてSNSでは?
八代亜紀の死去について、SNSの声を集めました。
生歌を聞いてみたかった…
本当にそうですね。
八代亜紀の死因は何?膠原病で闘病中で病名は急速進行性間質性肺炎!
今回は、歌手の八代亜紀さんの死因や患っていた病気についてお伝えしました。
膠原病からの急速進行性間質性肺炎だったとのことで、非常に残念です。
八代亜紀さんの「舟歌」を聞きながら、ご冥福をお祈りいたします
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