大阪梅田の阪急百貨店のクリスマス恒例となっている、コンコースのディスプレイで展示物のデザインの無断使用があったようです。
クリスマス直前ですが、該当のディスプレイの一部は撤去されているとのこと。
どんなことが起こったのか?
無断使用された作者はどんな人物なのか?
気になるポイントをご紹介します。
【画像】阪急百貨店の2023クリスマスディスプレイ!テーマは「鏡の国のアリス」
阪急百貨店うめだ本店の1階コンコースでは、毎年クリスマスをテーマにした展示が子どもたちを楽しませています。
今年は、11月15日(水)~12月25日(月)まで行われる予定です。
こちらは展示物の動画です。
今年のテーマは、「鏡の国のアリス」。
誰もが子供の頃に読んだ物語、アリスの世界を人形や模型などで表現しているとのこと。
見事な作品に、子どもの夢も広がりますね。
【画像】阪急百貨店のクリスマス装飾!デザインを無断使用?
2022年12月22日クリスマス直前に、阪急百貨店の公式X(旧Twitter)で、このようなお詫び文が掲載されました。
お詫び文を要約しますと…
- ディスプレイの参考にした著作物(人形)の権利者(作者)から無断使用のため展示中止の依頼があった
- 阪急側がネットで画像を収集した中に、権利者(作者)の作品画像もあり、それをもとに制作した
- 権利者(作者)に事前連絡、承諾を得るべきだった
- 問題のディスプレイは12月13日に撤去
- 盗用を疑われた人形作家の林由未さんは、当該の人形とは別のマリオネットを制作しただけで無実
撤去は作品の一部だということで、展示自体はそのまま行われているようですね。
クリスマスの展示が無くならなくて良かったです。
【画像】阪急に盗作された権利者は誰?アーティストのしば?
左が阪急のディスプレイ、右は盗用された作者が2019年10月に制作した作品とのこと。
シャンデリアが頭になり、豪華なドレスを着ているという不思議なお人形ですね。
確かに、シャンデリアの頭だけではなく手元のデザインなどもそっくりですね。
この作品を制作したのは、趣味で「異形頭」を作ってるという、アーティスト?しば(@kabenianaippai)さんという方でした。
ユニークは発想に刺激を受けて真似してしまった…というところでしょうか?
しばさんの他の作品も見てみたくなりますね。
盗作を疑われたのは?人形作家の林由未(はやしゆみ)!
阪急の公式から謝罪が出る以前、「盗作作家」などと疑われた方のSNS投稿です。
人形作家の林由未(はやし ゆみ)さんは、チェコ共和国のプラハ在住の、人形作家さんで、人形劇舞台美術家として活動されているとのことです。
お辛い日々を過ごされたことが伝わってきますね。
【画像】阪急百貨店のクリスマスディスプレイは盗用?作者は誰?
今回は、阪急百貨店コンコースのディスプレイで展示物のデザインの無断使用についておつたえしました。
クリスマスディスプレイのデザインは、ネット上の画像から無断使用されたものでした。
該当のディスプレイは既に撤去され、謝罪も行われているようですね。
子供たちに夢を与えるディスプレイですので、作品を楽しく見てもらいたいですね。
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